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まめちゃんの洗濯講座①~洗濯の仕方~ 


家事の中でも洗濯は、結構大変だと思います。 手間がかる家事のワースト1位は「洗濯」という調査結果もあるくらいです。 そこで、少しでも楽しくなれるようにお手伝い出来ればなぁ~と思い、役に立つ情報をお届けしていきます。 今回は、洗濯の仕方についてのお話です。

洗濯のポイントは、点検、分ける、洗い方の3つです。 まずは、クリーニング店でもおこなわれる点検、つまりポケット掃除です。 ポケットの中には色んな物が入っている可能性があるので、必ず確認して下さいね! ポケットティッシュが入ってて、洗濯機をふたを開けた時に悲鳴とともに怒りを覚えた経験がある人も多いんではないんでしょうか? 実はぼくも、学生の頃によく母親に怒られた記憶があります(苦笑) 今では母親の気持ちが物凄く分かります。 本当にごめんなさい。


次に、分ける、です。

最初に素材と色、別に分けていきます。 ウール、カシミヤ、キュプラ、レーヨン等デリケートな素材で出来ているもの(セーターなど)と、普段着ている下着は一緒には洗えないですよね。 それでも、うっかり一緒に洗ってセーターが縮んだ経験を、一度はしているのではないでしょうか? ぼくも経験があって、修行時代に買ったウォッシャブルウールのズボンを家庭用の洗濯機でワイシャツなどと一緒に洗ったせいで、縮んでがっかりしました。

ウォッシャブルウールは洗濯機では洗えますが、洗濯機のコース設定と水の温度が違っていたため、縮む結果になりました。

勉強になりました。


次に、色別に分けていきます。 これによって色移りが防げるうえ、糸くずやホコリなどが付いたとしても、同じ色だと目立ちにくいです。

黒いコートに白いファーが抜けてくっ付いていると、相当目立ちますよね? そうなると、コロコロで処理する等の余計な手間がかかってしまいます。 色移りは、家庭洗濯でよくあるトラブル。

未然に防ぐ方法として、まず色が出るかの確認をしましょう。 その方法ですが、おしゃれ着用の洗剤を水に入れて混ぜたものを白いタオルかハンカチにつけ、それを色が出そうな洋服の内側の裾などの目立たない所に当ててみてください。 その時、白いタオルかハンカチに色が付いた場合は、色が出る可能性が高いです。 色が出る洋服は、一枚のみで洗うことをおすすめします。


そして洗い方です。

大事なのは洗剤ですが、大きく①粉末・②液体・③デリケート(=おしゃれ着用)の3つに分かれ、下記のような違いがあります。

①​粉末

②液体

③デリケート

洗浄力

強い

中間値

​弱い

温度

高い(40℃)

​中間値

低い(30℃以下)

時間

​長い

​中間値

短い

肌に直接触れるものほど黄ばみやすいため、洗浄力の強い粉末洗剤をオススメします!

シミや汚れがついている洋服は、洗濯前に部分的に洗浄液を付けて浸け置きりしてから、他の洋服と一緒に洗濯機で洗うといいですよ。 ぼくは肌が弱いので、なるべく石けんや重曹などを使用する洗濯方法を取り入れています。 重曹と洗剤など安心・安全な洗濯教室など講演されている木内茂二さんが代表のecomoにてご指導を頂きながら、洗濯の事を考えています。 洗濯する洋服の量と洗剤の量は、使用される洗濯機に対して多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメですからね! すすぎに使う水の量は最高水量ですすぐ事をお勧めします!


洗剤の使用する量・洋服の量・水の量は、使用される洗濯機の適正量を必ず守って下さいね!


洗濯後はすすぎと脱水なんですが、すすぎの回数は最低でも2回、余裕があれば3回はやってほしいですね。 1回目のすすぎにはクエン酸を小さじ1杯でも入れると洗剤の残りにくくなるので、黄ばみや黒ずみやくすみなどの原因の予防にもなるのでおすすめです! 3回目に柔軟剤をいれて静電気予防と柔らかく仕上げて下さい。


脱水時間なんですが、洗濯機にもよるものの、時間が長すぎる気がします。 普段着などでも3分あれば良いと思います。 追加で脱水する時には、洗濯物を一度手でほぐし、1分ずつ追加で脱水することをおすすめします。 脱水が長すぎると余計なシワがついてしまって、乾いた時にも残る可能性があるからです。


あと、洗濯物を干すときにも洗濯物を軽く手で振ったりする事により、シワが残らなくなります。

以上、ドライも水洗いもおまかせ&お電話一本で集配の長崎県南島原市口之津町〈とら屋クリーニング店〉のまめちゃんでした。 それでは、また!

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